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更新日:2009年3月18日
1日まるごと佐渡裕&PACオーケストラDAY!in 長久手 レポート
ついに、世界一熱いマエストロ・佐渡さんと世界一フレッシュな兵庫芸術文化センター(PAC)管弦楽団がやってきた!
このコンビでは、関西圏以外、全国初の公演であり、今や世界を股にかけるマエストロ・佐渡裕氏とメンバーの起用方法から運営形態にいたるまですべてが画期的なこの多国籍オーケストラへの注目と期待は計り知れないものがありました。
長久手町文化の家では、このチャンスを最大限活かすべく、盛りだくさんの企画を、時間をかけて準備していきました。
1. 吹奏楽クリニック「佐渡さんと音楽で握手!」

インターナショナルなPACオケメンバーも加わりまさに万博の再現?!
まずは午後一番から、町内の長久手中学、南中学、栄徳高校の吹奏楽部、総勢130名に、オーケストラのメンバーも加わって佐渡さんのクリニックを受ける、という何とも贅沢な企画。
この日のために選んだ曲は、スーザ作曲の「海を越えた握手」。
過去に長久手吹奏楽フェスティバルなどで何度も演奏した曲です。
冒頭から佐渡さんの熱いメッセージが。
「海を越えて世界の人々と握手するなんて、万博の町・長久手にこれほどふさわしい曲はない!」
「さあ、まず隣の人と握手してみようか!」
タクトが振り下ろされ、次々と出される指示に、みるみる音が変わっていく。
「自分があんなに音が出せるとは思いませんでした。」と学生。
「勇気を持って一歩前へ踏み出そう!世界で活躍している一流のアーティストたちは、その勇気を持っている。それは、誰でも持っている才能や。」

佐渡さんは、クリニックから全力投球!
最後に、佐渡さんから心のこもった言葉が贈られ、夢のような1時間が過ぎ去りました。
2. オーケストラ公開リハーサル「ただいま仕上げ中」

公開リハーサルでもトークを交えてサービス満点
休む間もなく、次はPACオーケストラの公開リハーサル。
300枚用意された整理券は、配布開始から早々になくなり、会場にはクリニックを受けた学生も加わって約400人の聴衆が会場を埋め尽くし、それを見た佐渡さんも思わず
「本番を2回やるみたいやな…」
「運命」の第一楽章と佐渡さんのトーク、そしてブラームスの交響曲第1番の第一楽章のリハーサルが公開されました。トークでは、「1回限りの本番」への思い入れが佐渡さんから語られ、公演への期待がますます高まりました。
3. PACオーケストラメンバーのミニコンサート
さらに、今度はホールを飛び出して、長久手町文化の家の中心部アトリウムで、室内楽の調べが奏でられました。
PACオーケストラのメンバーたち7名によるベートーヴェンの七重奏曲が抜粋で演奏され、石造りの空間に高らかに立ち上った響きが全館に広がり、開場前に集まった150人のお客さんたちは、しばし心を洗われるような澄んだ音色に聴き入っていました。

ベートーヴェンが、こんなに楽しいとは!
4. 本番

熱演!
オーケストラは若さが炸裂、佐渡さんもテンションが高い!
プログラムはベートーヴェンの「運命」とブラームスの交響曲第1番という、キング・オブ・クラシックスだけに、遠慮は無用。森のホールは、舞台と客席の距離が近いため、満席の観客と一体となり、やがてボルテージはブラームスのフィナーレのコラールで最高潮に。
アンコールは、ハンガリー舞曲第5番で、とどめの一撃。
長久手町文化の家は、万博の熱気が戻ってきたような1日を終えました。
終演後、佐渡さんは
「ほんまに、ええお客さんやった…」
を連発していました。

終演後も100名を越えるサイン会に応えるマエストロ
佐渡さん、PACオーケストラおよびスタッフのみなさん、一日お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました!
クリニックに参加した学生のみなさん、そして、お越しいただいた観客のみなさまにも感謝申し上げます。

