ここから本文です。
更新日:2009年10月30日
プロフィール
| ハインツ・ホリガー (オーボエ・作曲) Heinz HOLLIGER, oboe / Composition | |
![]() |
ハインツ・ホリガーは、現代の最も多彩で非凡な音楽家の一人といえるだろう。彼はジュネーブやミュンヘンの国際コンクールで優勝した後、すぐに五大陸の主要なコンサートホールで演奏を始めた無比の国際キャリアの持ち主である。作曲と演奏両方を追求することによって、彼は自分の楽器上での技術的な可能性を伸ばし、また同時に現代音楽にも深く傾倒している。現代を代表する作曲家たちがホリガーのために作曲しており、またホリガーもあまり知られていない作品や作曲家の代弁者になっている。これまでに多くの名誉賞や賞状が授与されている。例えば、スイス音楽家協会作曲家賞、コペンハーゲン市レオニー・ソニング音楽賞、バーゼル市芸術賞、エルンスト・フォン・シーメンス音楽賞、フランクフルト市音楽賞、ベニス・ビエンナーレ・アビアティ賞、チューリッヒ大学名誉教授、チューリッヒ・フェスティバル賞、ラインガウ音楽賞などがある。またレコーディングにも多くの賞を受賞している。ディアパソン・ドール、ミデム・クラシカル賞、エディソン賞、グランプリ・ドゥ・ディスクなどがある。指揮者として、ホリガーは長年世界の主要なオーケストラと共演している。例えば、ベルリン・フィル、クリーヴランド管、ロイヤル・コセルトヘボウ管、ロンドン・フィル、ウィーン・フィル、ウィーン響、バイエルン放送響、ケルン放送響、フランクフルト放送響、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ローザンヌ室内管、ブタペスト祝祭管、リヨン国立管、ストラスブール・フィルなどがあり、長年にわたりヨーロッパ室内管とも共演している。作曲家としても第一線のキャリアと人気を誇り、ホリガーの作品は現在、シュミット・ミュージック・インターナショナルから出版されている。チューリッヒ歌劇場で上演されたホリガー作曲・ロバート・ヴァルサー作によるオペラ「白雪姫」は、国際的評価を受けている。その他、スカルダネッリ・ツィクルスとヴァイオリン協奏曲がある。オーボエ奏者、指揮者、作曲家としてのホリガーのレコーディングは、デルデック、フィリップス、ECMレーベルから発売されている。現在シャルル・ケクランの作品をシリーズでSWR/ヘンスラー・レーベルで収録している。最近発売されたものには、ユルアナ・パンセ(ソプラノ)との共演があり、2006年にミデム・クラシック賞、エコー・クラシック賞を受賞している。 |
| スイス・チェンバー・ソロイスツ Swiss Chamber Soloists |
| 2000年の初め、トップクラスのスイス室内アンサンブルを設立し、ダイナミックな室内楽音楽のプロジェクトに於いてスイスで活躍している優れた演奏家たちと国外からのアーティストたちが共演できる場を作りたいという考えが持ち上がってきた。イェルク・デェーラー(チューリッヒ)、ダニエル・ヘフリガー(ジュネーブ)、フェリックス・レングリ(バーセル)とともに、こうしてスイス・チェンバー・ソロイスツは1999年に結成された。初のスイス人による室内楽の団体としてバーセル、ジュネーブ、ルガーノ、チューリッヒでコンサートを行った。結成初年度からヨーロッパ、米国、オーストラリアにもコンサート・ツアーを行っている。革新的なプログラムと世界一流の解釈、そしてブルーノ・カニーノ、ハインツ・ホリガー、トーマス、ツェトマイアー、ハインリッヒ・シフ、クリストフ・コワン、クリストフ・プレガルディェンなどの著名なゲストたちの協力と共同制作によって、彼らのコンサートはスイスの音楽界に瞬く間に定着した。アンサンブルは、さまざまなコンビネーションで演奏し、レパートリーもバロック、クラシック、ロマンティック時代の有名な曲や再発見された曲から、多くがスイス・チェンバー・ソロイスツのために作曲・献呈された曲を含む数多くの現代曲を含んでいる。このグループは特にエリオット・カーター、ブライアン・フェルニホウフ、ジェルジー・クルターク、ジェルジー・リゲティ、イサン・ユン、ハンス・ツェンダーなどの主要な作品を演奏会やラジオ放送で行うことで有名である。また同時に、ブランク、デイヤー、フレル=ミュンフ、ゴーディベルト、グブラー、ハウベンサック、ホリガー、ケエーザー、ケルターボルン、ケッスラー、キーブルツ、レーマン、モーザー、ロス、シュナイダー、トグネッティ、ウィッテンバッハ、ヴァッセナ、ツィメルリンなどのスイス人作曲家の作品を数多く世界初演している。 |
| フェリックス・レングリ (フルート) Felix Renggli, flute | |
![]() |
スイス、バーゼル生まれ、ゲルハルト・ヒルデンブランド、ペーター=ルーカス・グラーフ、オーレル・ニコレにフルートを師事。チューリッヒ・トンハーレ管弦楽団、ルツェルン祝祭管弦楽団、リスボンのグルベンキアン管弦楽団、ヨーロッパ・チェンバー・オーケストラでソロ・フルート奏者を務めアンサンブル・コントレシャン・ジュネーブ、ホリガー木管五重奏、ノヴァ・ストラヴァガンザ・ケルン(バロック楽器)などでも活躍。ペーター=ルーカス・グラーフの後を継いで、バーゼル音楽院でプロフェッショナルとしてフルート・クラスで教えている。“スイス・チェンバー・コンサーツ”の芸術監督。 |
| ダリア・ザッパ (ヴァイオリン) Daria Zappa, violin | |
![]() |
スイス、ロカルノ生まれ。ブライガウのフライブルグ音楽院でヨルグ・ホフマン、ライナー・クスマウル教授に師事。室内楽奏者として、シュヴェッツィンガー音楽祭、コンウオールのオープン・チェンバー音楽祭、ユタ音楽祭、オタワ室内楽音楽祭、スタイリアルテ・グラーツなどにも参加。フライブルグ/バーデン=バーデンの南西ドイツ放送交響楽団のソロ・ヴァイオリン奏者を務め、その後チューリッヒのAMAR・カルテットの首席(交互)を経て、現在カザル・カルテットのメンバーを務めている。1778年作ブレシアのジャン・バプティスタ・メザノッテのヴァイオリンを使用している。 |
| イェルグ・デーラー (ヴィオラ) Jurg Dahler, viola | |
![]() |
スイス、チューリッヒ生まれ。シャンドル・ヴェーグ、クリストフ・シラー、ピンカス・ズッカーマン、キム・カシュカシアン、フヨドール・ドゥルシニンに師事。チューリッヒ・カンマームジカ、ヴィンタートゥール弦楽四重奏団などを経て、1999年、スイス・チェンバー・コンサーツの創立に関わり芸術監督を務める。ヘンツェ、リゲティ、ホリガー、ペルトなど自身に献呈されたもの含めて200作品を世界・国内初演。2007年、スイス市民としては初めて“アーツ・アドミニストレーションのエグゼクティブ・マスター(EMAA)”の学位を得ている。2008年、スイス文化における芸術活動および貢献に、ゾリカー・クンスト賞が授与された。 |
| ダニエル・ヘフリガー (チェロ) Daniel Haefliger, cello | |
![]() |
スイス、ジュネーヴ出身。フィリップ・メルモード、ヴァルター・グリメル、アンドレ・ナヴァラに師事している。フランクフルトのアンサンブル・モデルン、カメラータ・ベルンのソロ・チェロ奏者を務め、現在はフリーのソリストと室内楽奏者。ジェルジー・クルターク、ブライアン・ファーニホウ、ジェルジー・リゲティなど現代を代表する作曲家の主要作品の初演にも参加。1982年に音楽学雑誌の設立に加わり、1989年にその雑誌と同名のアンサンブル・コントレシャンのメンバーになる。スイス・チェンバー・コンサーツの設立メンバー兼芸術監督であり、またジュネーブ音楽院でも教鞭をとっている。 |
⇒ハインツ・ホリガーと仲間たち~スイス・チェンバー・ソロイスツ 公演情報はこちら






